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属製

ぞくせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
音声の保存はすでに金属製の蓄音機レコード原板によって実行されている。
寺田寅彦 映画時代 青空文庫
筒の外側はアルミニウムペイントで御化粧をしてあるが、金属製だかどうだか見ただけでは分らない。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
その後アメリカでローランド、マイケルソン、アンダーソン等によって優秀な金属製格子が作られ、またソープ、ウォーレス(Thorpe & Wallace)のセルロイド鋳型などが出来て、レーリーの転写は実用にはならなくなった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
わたくしはその苦しく衝上げた金属製の皮膚下の板を、やおら引き下げるために、わざとにっこり笑った顔を突き付けるように池上の方へ向けて、「あら、あの若いおきみさんと二人並べて見較べられちゃ、あたしとても敵わないわ」 と言いました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
が、喫茶店を出て町を歩いていると、玩具屋で金属製のジープの玩具を売っていた。
織田作之助 ヒント 青空文庫
それほどではなくてもまつ毛一本も見残さずかいた、金属製の顔にエナメルを塗ったような堅い堅い肖像よりは、後期印象派以後の妙な顔のほうが少なくもねらい所だけはほんとうであるまいかと思われてくる。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
黒い人影のあるところからは、赤く丸い小さな光が、あるときは強くあるときは弱く、金属製の煙管を受ける皿で、阿片の燃える火が大きく小さくなっているのだ。
THE MAN WITH THE TWISTED LIP 唇のねじれた男 青空文庫
また金属製の犬が戸口の番をしている色あざやかな部屋々々からも、歌声一つひびいてはきませんでした。
BILLEDBOG UDEN BILLEDER 絵のない絵本 青空文庫