小鼓
こつづみ異読 しょうこ
名詞
標準
small hand drum
文例 · 用例
園は従兄弟に、幸流の小鼓打がある。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
田畑を隔てた、桂川の瀬の音も、小鼓に聞えて、一方、なだらかな山懐に、桜の咲いた里景色。
— 泉鏡花 『若菜のうち』 青空文庫
懐にして、もとの野道へ出ると、小鼓は響いて花菜は眩い。
— 泉鏡花 『若菜のうち』 青空文庫
近頃孫に代を譲って、雪叟とて隠居した、小鼓取って、本朝無双の名人である。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
「御老体、」 雪叟が小鼓を緊めたのを見て……こう言って、恩地源三郎が儼然として顧みて、「破格のお附合い、恐多いな。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
店のすぐ鼻の先が先斗町であるからだろうか、それともこの店が小鼓の家元の美貌の三人兄弟が男手だけで経営しているからだろうか。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
久能の出入り先で今大路という堂上方の家に綾姫という小鼓に堪能な美人がいた。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
しかしそれとてもほんの一時のなぐさみであったらしく、間もなく同じ堂上方で、これも小鼓の上手ときこえた鶴原卿というのへ嫁づくこととなった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎の舞台では、小鼓の音が響き渡る。
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小鼓は、日本の伝統的な打楽器の一つである。
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「ポン、ポン」という小鼓の軽快なリズムが心地よい。
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