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特許局

とっきょきょく
名詞
1
標準
文例 · 用例
ロレンツのごとき優れた老大家は疾くからこの問題に手を附けて、色々な矛盾の痛みを局部的の手術で治療しようとして骨折っている間に、この若い無名の学者はスイスの特許局の一隅にかくれて、もっともっと根本的な大手術を考えていた。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
同窓の友グロスマンの周旋で特許局の技師となって、そこに一九〇二年から一九〇九年まで勤めていた。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
特許局に隠れていた足掛け八年の地味な平和の生活は、おそらく彼のとっては意義の深いものであったに相違ないが、ともかくも三十一にして彼は立って始めて本舞台に乗り出した訳である。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
これでは俳句界にも専売特許局がほしくなるなり。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
空中楼閣的模擬発明よりも奇なるホンモノの発明も亦、無からずして可ならん哉、乃ち、商工省特許局発行の広報より抜粋して次に数例を貴覧に供せんとす。
海野十三 発明小僧 青空文庫
飯粒と弁当箱 特許局から出ている審決文中の珍なるものを一つ拾い出して御覧に入れる。
海野十三 科学時潮 青空文庫
客は、余が納得したのを見ると、ぜひこれを至急出願してくれといって、余の前に、出願手数料及び特許局へ納付すべき出願印紙料として、封筒に入った金を置いた。
海野十三 特許多腕人間方式 青空文庫
本日『多腕人間方式』の出願書類を麹町三年町の特許局出願課窓口へ持参し、受付けてもらった。
海野十三 特許多腕人間方式 青空文庫