招魂祭
しょうこんさい
名詞
標準
memorial service (esp. for war dead)
文例 · 用例
翌年の初夏金沢の招魂祭を当て込みて、白糸の水芸は興行せられたりき。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
……秋の招魂祭の、それも真昼間。
— 泉鏡花 『革鞄の怪』 青空文庫
「アメリカにも、招魂祭があるのかしら。
— 太宰治 『フォスフォレッスセンス』 青空文庫
いっそここへ泊まるほうが楽だろうと思って、じゃあいたへやへ案内してくれと言うと、番頭はまたおじぎを一つして、まことにお気の毒さまでございますが、招魂祭でどのへやもふさがっておりますのでとていねいに断わった。
— 夏目漱石 『手紙』 青空文庫
給仕に出た女が、招魂祭でどこの宿屋でもこみ合っているとか、町ではいろいろの催しがあるとか、佐野さんも今晩はきっとどこかへお呼ばれなすったんでしょうとか言うのを聞きながら、ビールを一、二はいのんだ。
— 夏目漱石 『手紙』 青空文庫
兵隊の行列も招魂祭の賑はいも、すべては古風な絵巻か何かのやうにおもへる。
— 原民喜 『広島の牧歌』 青空文庫
常設館ができるまでは巡業隊の持つてくる写真を芝居小屋か招魂祭の掛小屋で見ていた。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
招魂祭の掛小屋で乃木大将の一代記というのを見た覚えがある。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
作例 · 標準
毎年春になると、護国神社で厳かな招魂祭が執り行われる。
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招魂祭の夜、境内には多くの提灯が灯され、遺族たちが静かに祈りを捧げた。
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村の広場で開催された招魂祭には、戦没者の孫にあたる世代も参列していた。
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