桑中
そうちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
(周南)卷耳 漢廣(召南)何彼※矣(※風)緑衣 雄雉 谷風(※風)桑中 定之方中(衞風)氓 有狐(王風)中谷有※(魏風)園有桃(唐風)山有樞(陳風)墓門(小雅)常棣 伐木 天保 采薇 出車 魚麗 六月 之華(大雅)緜 皇矣 生民 卷阿 瞻※ 召旻(2)尚書召誥篇に云く王其疾敬徳。
— 内藤湖南 『支那歴史的思想の起源』 青空文庫
「森下君、お客さんが見えたから、ボーイにいうてな、ビールを二|打ばかり冷やさせてくれんか」 高桑中尉がいうと、二十二三の若い少尉が、「へい、よろしおま」 と軽く受けて立って行った。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
石黒隊、徒刑囚組二百六十二名は解体されて新たに三個中隊に改編され、阪本中尉が一中隊長、高桑中尉が二中隊長、森下少尉が三中隊長、大迫少尉が部隊長副官に。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
輸送指揮官の高桑中尉が船橋へ上ってきた。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
高桑中尉が離礁作業の指揮をとることになり、とりあえず船を軽くするための応急処置として、防材用の丸太や角材を海へおろし、ボートに錨を積んで出来るだけ遠くへ入れさせてキャプスタンをかけたが、船は動かずに錨のほうがあっけなくひき寄せられてきた。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
石黒少佐、阪本中尉、高桑中尉、森下少尉などの幹部が船室に集って会議をはじめた。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
高桑中尉は、この際、兵員のほうが貴重だから火砲を捨てて船を浮かせようといい、石黒少佐は火砲を捨てたら今回の追送の意義がなくなると主張して議論になったが、夜になるとまた荒模様になり、波がどんどん甲板を越えだしたので、目的論より離船の方法を考えるほうが先決問題になった。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
石黒少佐は怒声をあげて、「貴様ら、反乱罪で銃殺するぞ」 と叱※したが、相手にされず、生命の危機を感じて、責任者は高桑中尉だから、いうことがあったら行って穏やかにいえと、あやうく当面を回避した。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫