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今は亡き

いまはなき
表現連体詞
1
標準
departed
文例 · 用例
」 右は一千九百三十二年四月、三造京都大学を卒へて帰京して間もなくの頃、その頃三造の友人であり、今は亡き無邪気な男の死後発見された紙片の抜粋である。
中原中也 青年青木三造 青空文庫
今は亡き祖母に連れられて。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
陳述、私は明治四十年四月の末に生れ、その年十一月三日に郷里を母と母方の祖母と三人で立ち、四日乗船、六日大連着、そこで父に出迎へられ、(その父も今は亡き数、――安らかなれかし!
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
その松の樹には、今は亡き弟と或時叱られて吊り下げられたことがある。
中原中也 金沢の思ひ出 青空文庫
そんな時は、彼はいつも身のまはりから離したことのない、下僕や、小間使や、犬などを殘らず引きつれて、階上へ昇り、そして家扶が先に立つて、今は亡きかれの母の逝去の部屋の中へはひり込まなければ承知しなかつた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から 青空文庫
慶應義塾の文科生時代に級友の井汲清治、福原信辰、それに今は亡き宇野四郎等と先生ともどもに銀座へ歩き出たりした事は幾度かあつたが、その頃から殆ど二十年振の今日思掛ない事柄が老先生とのかういふ半日を與へてくれた。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
ざつと言へば、今は亡き作家の中で芥川龍之介などは刻苦精勵型、直木三十五などは先づ奔放自在型だつたと言へるであらう。
南部修太郎 氣質と文章 青空文庫
) 今は亡き、畏友、笠井一について書きしるす。
太宰治 狂言の神 青空文庫
作例 · 標準
これは、今は亡き祖父が使っていた万年筆です。
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今は亡き友人のことを思い出すと、いつも切なくなる。
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あの老舗の喫茶店も、今は亡き建物となってしまった。
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今は亡き偉大な芸術家の作品が、特別展示されています。
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今は亡き(いまはなき) — 幻辞.com