地べた
じべた
名詞頻度ランク #34462 · 青空 706 例
標準
ground
文例 · 用例
『いやにじれつたいな、何うにも、恁うにも、恐かないなら、手を地べたに着いて謝罪んねえ、そこへ坐つて、チエツ、意氣地のない青二才だ』「カツ」と痰を吐いたのが、胸の處へベツタリ絡みつく。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
その憧憬が此頃は地べたに踵をつけて来た。
— 岡本かの子 『新時代女性問答』 青空文庫
一平 だから今じゃむしろ一般の女性の外形上の言語や服装等の上には皮相な新し味は非常にあるけど、内容は昔のものが地べたにならされただけのもので外形|程の新し味が内容に於てはカルチベードされていないね。
— 岡本かの子 『新時代女性問答』 青空文庫
さぎといふものは、みんな天の川の砂が凝って、ぼおっとできるもんですからね、そして始終川へ帰りますからね、川原で待ってゐて、鷺がみんな、脚をかういふ風にして下りてくるとこを、そいつが地べたへつくかつかないうちに、ぴたっと押へちまふんです。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
もう私も生きて居たくない……吾知らず声を出して僕は両|膝と両手を地べたへ突いてしまった。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
ああ、わたしはどこへ行くのか知らない、おほきな、いきもののやうな月が、ぼんやりと行手に浮んでゐる、さうして背後のさびしい往来では、犬のほそながい尻尾の先が地べたの上をひきずつて居る。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
ああ、どこまでも、どこまでも、この見もしらぬ犬が私のあとをついてくる、きたならしい地べたを這ひまはつて、わたしの背後で後足をひきずつてゐる病気の犬だ、とほく、ながく、かなしげにおびえながら、さびしい空の月に向つて遠白く吠えるふしあはせの犬のかげだ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
三人は、へたばるように、くた/\と地べたに膝をついた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは地べたに座り込んで、夢中になって遊んでいた。
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疲れて、思わず地べたに座り込んでしまった。
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彼は地べたに落ちている財布を見つけた。
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