手を煩わす
てをわずらわす
表現動詞-五段-サ行
標準
to cause a person trouble
文例 · 用例
大道に匍匐して自転車に傷つけられ、田畑に踏み込んで事を起こし、延いて双方親同士の争闘となり、郷党二つに分かれて大騒ぎし、その筋の手を煩わすなどのこと多きは、取りも直さず、灰を市に棄つるを禁ぜずして国中争乱絶えざるを致すと同じく、合祀励行の官公吏は、故らに衢に灰を撒きて、人民を争闘せしむるに同じ。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
街頭で些細の事から喧嘩などをして警官の手を煩わす人には、散る気の習癖の有るものが多い。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
お目付衆の手を煩わすまでもないこと、ようござる!
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
どうしてもこれは他人の手を煩わすべきことで無い。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
それには輝子の手を煩わすなり、為替に託するなりして、送金したいと思うと書き添えた。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
本書の装幀はすべて舎弟の手を煩わす。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
政府の手を煩わすに及ばず、孝子の義務として之を討取る可し。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
然し何も彼女の手を煩わすものはなかった。
— 豊島与志雄 『二つの途』 青空文庫
作例 · 標準
このような些細な用事で、わざわざあなたの手を煩わすのは忍びない。
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「すみませんが、少々お手を煩わしてもよろしいでしょうか?」
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彼は自立心が強く、できる限り他人の手を煩わすことを避けていた。
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