一進一退
いっしんいったい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞頻度ランク #37235 · 青空 0 例
標準
now advancing and now retreating
文例 · 用例
感情の一進一退はこんな風にもつれつつ危くなるのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
一進一退のピッチは軈て矢を射るよりも速くなっても、自分には同じ水の上に松浦の艇と自分の艇とが一二メートルずつ競り合っているに過ぎない感じだ。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
両軍相争い、一進一退す、喊声天に震い 飛矢雨の如し。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
視力は一進一退して、今日に至つたが、やや小康を得て、薄明にも馴れた。
— 北原白秋 『黒檜』 青空文庫
越えて六日には、早朝から、田原坂、二俣を攻撃したが、一進一退、容易にこれを抜く事が出来ない。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
少くも利権割取を政治家の余得として一進一退を総て金に換えて怪まない今の政界にあっては沼南は実に鶏群の一鶴であった。
— 内田魯庵 『三十年前の島田沼南』 青空文庫
マルクスは川口氏とは反対に、プロレタリアの闘争は、一進一退、進んだかと思ふと又退き、征服したものを更に征服しなほさねばならぬ、非常な忍耐を要する闘争だと言つてゐる。
— 平林初之輔 『諸家の芸術価値理論の批判』 青空文庫
つづいて第四周目に及んだとき、さらに両名は二馬身ずつうしろの二人を抜いて、黒白両頭の名馬は、一進一退馬首を前後させながら、次第に第五周目の決勝点に迫りつつあったので、大坪流の古高勝名乗りをうけるか、八条流の黒住勝つか、場内の者等しく手に汗を握ったとき!
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
作例 · 標準
病状は一進一退を繰り返しており、家族は心配そうに見守っている。
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株価は前日の終値あたりで一進一退の動きとなっている。
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交渉は難航し、互いに譲歩案を出し合ってはいるものの、一進一退の状況が続いている。
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前半は両チームとも決め手に欠け、一進一退の攻防が繰り広げられた。
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ウィキペディア
一進一退(いっしんいったい)は、戦国時代の中国からの言葉。
出典: 一進一退 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0