極まり
きわまり
名詞頻度ランク #27462 · 青空 139 例
標準
extremity
文例 · 用例
そうした彼の郷愁は、遂に無限の時間を越えて凧きのふの空の有りどころ と、悲しみ極まり歌い尽さねばならなかった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
雨と晴れとの中にありて雲と共に東へ/\と行くなれば、ふるかと思えば晴れ晴るゝかと思えばまた大粒の雨|玻璃窓を斜に打つ変幻極まりなき面白さに思わず窓縁をたたいて妙と呼ぶ。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
人情と義理と利害をXYZの座標とする空間に描きだされた複雑極まりない曲面の集合の一つの切り口が見える。
— 寺田寅彦 『年賀状』 青空文庫
これが、その当時の記録に、「第×××聯隊が、逐次暗夜を辿りつゝ城門に近づかんとするや、俄かにその北側にあるT病院内より支那兵の猛射を受け、危険極まりなきに到ったが、該建物が病院たるの性質にかんがみ、一時、その措置に窮した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
と、その顔は、なにか極まり悪気な貌に変わってゆきました。
— ――或はKの溺死 『Kの昇天』 青空文庫
それを極まり悪そうにもしないで、彼の聞くことを穏やかにはきはきと受け答えする。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
外濠はこれに尽くるにはあらねども漕運の便は実に揚場に極まりて、これより以上は神田川の称もまた止む。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
「来よう来ようと思いながらツイ失敬しました」 と極まりわるげに笑いながら、書生ッポらしいお辞儀をヒョイとした。
— 夢野久作 『怪青年モセイ』 青空文庫
作例 · 標準
彼の態度は、相手への敬意の極まりだった。
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あの状況は、絶望の極まりと言えるだろう。
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彼女の喜びは、言葉では表せないほど、感極まりの表情を見せた。
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それは、悪意の極まりである。
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