帰する
きする
動詞-サ変-特殊
標準
to come to (in the end)
文例 · 用例
何故なら、帰する所は、あの路この路を径た上での善意の国である筈だからだ。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
其の間の探究を、茲に掲げることは、徒労に帰する。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
この種の模様が「いき」に対する関係は、抹殺を免れた縞の部分的存在がいかなる程度で平行線の無限的二元性を暗示し得るかに帰する。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
しかしこの原理の研究が何程進んでも、ニュートンの力学が廃滅に帰するという訳ではあるまい。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
転および等位の違いは最初の子音の相違ではなく、最後の母音(またはその後に子音の附いたもの)の相違か、または、初の子音と後の母音との間に入った母音の相違に帰するのである(例えばkopoの類と〔ko:〕〔po:〕の類との差、またはkiapiaとkapaとの差など)。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
船に酔うのもやはり同様な原因に帰する事が出来る。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
そのおもな原因は日本が大陸の周縁であると同時にまた環海の島嶼であるという事実に帰することができるようである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
いわゆる『粒々辛苦の末に開拓した経済的基礎』が、水泡に帰するだろう。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
長年にわたる議論も、結局は現状維持という結論に帰することとなった。
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どんなに複雑な愛憎劇も、死という絶対的な終焉に帰する。
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彼の無謀な挑戦は、周囲の予想通り失敗に帰してしまった。
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標準
to attribute
作例 · 標準
不祥事の責任をすべて部下の不手際に帰するのは、上司としていかがなものか。
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「成功は運に帰する部分が大きいが、失敗は実力不足によるものだ。」
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データの不整合をシステムエラーに帰する前に、入力ミスを疑うべきだ。
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