気難し屋
きむずかしや
名詞
標準
person who is hard to please
文例 · 用例
どこへ行ったところでどうせこれ以上のことはないというあきらめを持っている憂鬱なCは、厭々であったが、持物といっては金属性の球だけをポケットにして、饒舌なAや気難し屋なBと共々打ち連れて、先ず都を指して旅にのぼった。
— 牧野信一 『吊籠と月光と』 青空文庫
僕は、「兵士の歌」のAを、バンヤンの嶮路に向けて悪魔と戦わせてやろうか、気難し屋のBをラ・マンチアの紳士と相対せしめて問答させてやろうか、ピザの学生をスウィフトの飛行島に赴かせて、ラガド大学の科学室を見学させて度胆を抜いてやろうか……などと思うだけでも、面白さにわが身を忘れた。
— 牧野信一 『吊籠と月光と』 青空文庫
ともかくあの犬屋のオヤジときたら気難し屋らしかったからね。
— 橘外男 『陰獣トリステサ』 青空文庫
推進派は一握りの変人や気難し屋、及び看過できない人々。
— THE FOUR WHITE DAYS 『四日白魔』 青空文庫
」 がんりきは辰巳あがりの体で、眼が据わって来るのを、お勢は、「ずいぶん、きむずかしやのような先生ですから、おあいにならない方がようござんしょう」 留めて、かえって油を注ぐようなことになってしまいました。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
あそこの店主はかなりの気難し屋でね、注文の仕方を間違えると追い出されることもあるんだ。
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おじいちゃんは若い頃から気難し屋だったけど、孫の顔を見る時だけは目尻を下げて喜ぶんだ。
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新しいプロジェクトのリーダーは気難し屋として有名だから、報告のタイミングには十分気をつけよう。
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