懐徳
かいとく
名詞
標準
文例 · 用例
下って、懐徳堂から町人学者の輩出した当時の大阪人は、今の田舎者の成功者とは、ちがった人間であった。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
懐徳堂の歴史を読んで、思はず、ため息をついた事がある。
— 折口信夫 『古代研究 追ひ書き』 青空文庫
また懐徳堂には霊元上皇|宸筆の勅額あり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
また懐徳堂には霊元上皇宸筆の勅額あり、この基により、さらに一堂を興すもまた妙なり、と小林いへり。
— 吉田松陰 『留魂録』 青空文庫
その中途の懐徳で、俺は意外な人物に会った。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
(大正十二年四月二十一日乃至六月二十日大阪懷徳堂講演)
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
大阪に懷徳堂といふものがありまして、其處で大正十年に一度講演をしました。
— 内藤湖南 『大阪の町人學者富永仲基』 青空文庫
さういふ風に幾らか此人の事について前から注意をして居りましたので、大正十年に懷徳堂で、その時丁度大阪の町人學者に關する講演をいろ/\の人が引續きやつたことがありまして、私もその一人として富永のことを引受けて話をしたことがあります。
— 内藤湖南 『大阪の町人學者富永仲基』 青空文庫