洋兵
ようへい
名詞
標準
文例 · 用例
ついで「慶応四年」七月付『兵士懐中便覧』は東北連合軍のため仙台で版行され、これと戦うべき官軍熊本藩の依頼によって大至急で翻訳上梓された『洋兵明鑑』には「明治元年晩冬」の序文が付せられている。
— 服部之総 『福沢諭吉』 青空文庫
又、軍艦を造る造船学の書、西洋兵術から砲術火薬の書物――そんなもので室が埋まっていると聞いた。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
『――聞けばそちは、将来、西洋兵術や砲術が進めば進むほど、日本刀は不要になりはせぬかという迷いを抱いているそうだが、余人の凡工なら知らず、山浦清麿ともある者が、そんなことでは困る』 と、前提して、『剣は、武士のたましいだ。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
新しい蘭学も、西洋兵学も、砲術も、あらゆる新知識を蓄えて帰って来たばかりか、家すじも、平四郎と比較にならないし――何よりは又、彼は美貌で挙止も正しく、品行もよかった。
— 吉川英治 『夏虫行燈』 青空文庫