かりん糖
かりんとう
名詞
標準
karintō (sugar-coated cookie made from fried dough)
文例 · 用例
捻った処で、かりん糖売か、皆違う。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
汝またかりん糖の仮色を使って口上を忘れるな。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
」 弥吉は親方の吩咐に註を入れて、我ながら旨く言ったと思ったが、それでもなお応じないから、土間の薄暗い中をきょろきょろと※したが、密と、框に手をついて、及腰に、高慢な顔色で内を透し、「かりん糖でござい、評判のかりん糖!
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
「へい、かりん糖でござい。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
」「呼びました、喚いたんで、かりん糖の仮声まで使ったんだけれど。
— 泉鏡花 『葛飾砂子』 青空文庫
お島は久しく見たこともないような、かりん糖や太白飴の店などを眺めながら本堂の方へあがって行ったが、何処も彼処も在郷くさいものばかりなのを、心寂しく思った。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
「河内瓢箪山稲荷辻占」恋の判断を小さな紙に記して、夜長の伽に売りあるく生業、これも都にフッツリ影を留めずなって、名物かりん糖の中に交れるを買って見るなど、今は恋にも喰意地がついてまわるとは情ない限りだ。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
雷門前では、お父様へのおみやげに、かりん糖や紅梅焼を買います。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
作例 · 標準
おばあちゃんの家に行くと、いつも茶筒の横に黒糖たっぷりのかりん糖が用意されている。
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「このかりん糖、すごく硬いけど噛めば噛むほど味が染み出してくるね」
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最近は野菜味やアールグレイ味など、変わり種のかりん糖も人気があるらしい。
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ほうじ茶を淹れて、サクサクとした食感のかりん糖をつまみながら午後のひとときを楽しむ。
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