酔狂
すいきょう
名詞形容動詞頻度ランク #40445 · 青空 207 例
標準
whim
文例 · 用例
「いくら、いくら……T「酔狂にも 程がある……」 悲痛な叫びは老人の胸を掻きむしった。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
くずれ終わると見物人は一度に押し寄せたが、酔狂な二三の人たちは先を争って砕けた煉瓦の山の頂上へ駆け上がった。
— 寺田寅彦 『LIBER STUDIORUM』 青空文庫
さて目も、口も、鼻も、眉も、一様普通のものにてはこれなく、いづれも、ゆがみ、ひそみ、まがり、うねりなど仕り、なかには念入にて、酔狂にも、真赤な舌を吐かせたるが見え候。
— 泉鏡花 『凱旋祭』 青空文庫
けれども勿論、そんな真暗な大雨の夜に窓から訪れて来る様な酔狂なお客様の影なぞは見とめるべくもなかったので、再びファイヤープレイスの前に戻りました。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
庭におとずれて来る酔狂な人もないようだ。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
酔狂のお旦那がわざと台所口からはいって来て、私たちをまごつかせて喜ぶという事も無いわけではないが、眼つきが違いますよ。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
酔狂もいい加減になさい。
— 太宰治 『黄村先生言行録』 青空文庫
何の為に酔狂にも驢馬なんか連れて、南|仏蘭西の山の中をうろつかねばならぬか?
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
作例 · 標準
「そんな酔狂(すいきょう)なこと、誰がやるんだ?」彼は鼻で笑った。
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彼は、友人の酔狂(すいきょう)で、急遽、一人旅に出ることになった。
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「酔狂(すいきょう)で始めたはずが、いつの間にか真剣な趣味になっていたよ。」
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